裁かれる歴史──敗戦秘話──

/1 満蒙問題と陸軍中堅の動き
/2 奉天事件の前夜
/3 溥儀氏と馬占山将軍
/4 盧溝橋の銃声
/5 綏遠事件の真相
/6 宇垣内閣流産の前後
/7 南京と通州の悲劇
/8 第二次近衛内閣出現秘話
/9 日華事変解決の機会
10 三国同盟の締結の経緯
11 大政翼賛会の構想
12 近衛総理と辻大佐
13 東条内閣成立の裏面
14 太平洋戦争に点火せるもの
15 開戦前後の東条の真姿
16 和製ゲシュタポ三国機関
17 東条夫人と塚本中佐
18 東条首相と大日本婦人会
19 翼賛壮年団と推薦選挙
20 太平洋に於ける惨虐の発端
21 ミッドウェーの敗報
22 ガダルカナルの悲劇
23 中野正剛憤死す
24 東条暗殺未遂事件
25 憲兵の恐怖政治
2 6東条内閣遂に退陣す
27 小磯内閣成立の秘話
28 貧弱なる防空施設
29 無条件降伏の実情
30 終戦と近衛師団の妄動

田中隆吉を思う: 27期 谷田 勇
表紙題字 村崎弘子

著者略歴
著者は元陸軍少将、陸軍省兵務局長を最後に昭和十七年九月陸軍省を去る。
終戦後、極東国際軍事裁判(東京裁判)に検察側証人として出廷、所謂「田中証言」をして戦争に突入した経緯を具さに説明し、世界の耳目を集めた人である。

「太平洋戦争の敗因をつく」。「日本軍閥暗闘史」共に長崎出版刊